2014年2月の大雪から10年!

2024-02-16

地域情報

2014年2月の大雪から10年!


 

2024年(令和6年)2月5日(月)、山梨でも結構な積雪がありました。

 

最大積雪深 甲府  12cm

      河口湖 26cm

 

それとともに思い出されたのが、何年か前にあった記録的な大雪!!

ちょうど10年前になるらしいです!!

 

私のフォトライブラリーで、ちょっと振り返ってみましょう。

 

 

まず、2014年2月8日(土)、本州の南海上を低気圧が発達しながら通過し、甲府では朝方から雪が降り始め最大積雪深43cmを記録しました。

 

 

 

3日後、2月11日(火)山梨市フルーツ公園にある温泉施設「ぷくぷく」にて。

 

 

 

 

2014年2月14日(金)から15日(土)

 

 

 

 






2014年2月17日(月)国道20号線上阿原交差点付近

 

 

 

 

2014年2月18日(火)国道20号線一宮町浅間神社付近から中央道談合坂付近






原因について

 

2月4日正午から6日にかけて冬型の気圧配置となり、「10年に1度」の強い寒波が日本列島に流れ込み、全国的に寒い日が続いていました。

最高気温0 ℃未満の真冬日となった地点数が、5日・6日と2日連続で400地点を超え、4日は日付変更直後の深夜から早朝にその日の最高気温を記録した地点が多く、昼になるにつれ気温が著しく低下している状況。

加えて、低気圧が急速に発達を続けたため、8日、14日と2週続けて広い範囲、関東・甲信越・東北(主に福島県と宮城県、新潟県の一部も含む)地方を中心に大雪となりました。

いずれも冬型の気圧配置によるものではなく「南岸低気圧」が通過した影響で発生したものであって、上空の気温が低かったことが原因のようです。

 

とにかく、山梨県内では2014年2月14日(金)朝から2月15日(土)の昼前まで大雪が降り続き、甲府114㎝、河口湖143㎝の観測史上最大の積雪量を記録しました。

国道20号線を始め、高速道路やJR各線も積雪により不通となり、交通アクセスは完全に寸断され、陸の孤島状態となりました。

 

冬の山梨は、雪をかぶった富士山や白銀の南アルプスのように、特に県外から雪のイメージを持つ人が少なくないようですが、山間部を除いて晴天の日が非常に多く、積雪の少ない地域です。

そこに災害級の大雪が降ったため、行政も地域住民も大雪への備えがなかったため、陸の孤島状態になったと言われています。

除雪するにも除雪する重機すらなかったと聞きます。

ただ、あの大雪を機に、現在では除雪する重機等のハード面と防災計画やマニュアルといったソフト面の対策が整備されてきました。

今、あのような大雪になっても、陸の孤島状態にまではならないでしょう。

 

最後に、大雪だけでなく、地震や富士山の噴火、大雨等々、それに伴ういろいろな情報やハザードマップ、防災計画などを市町村ホームページや広報誌で見ることができます。

また、各市町村では「マイ・タイムライン」作成を勧めています。

「雪が降ると思い出す・・・」ではありませんが、思い出した時に、避難場所はどこなのか、どのように対応すればよいのかなど、家族と再確認してみてはいかがでしょうか。ブラッシュアップしていくことも大切です。

 

 

 

(昭和町ホームページ「防災マニュアル」より「マイ・タイムライン」記入例)

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