2024-03-18
「住宅ローンの鉄則」とは!?
皆さん、こんにちは。今日は「住宅ローンの鉄則」についてお話しします。賢い住宅購入のために、これら6つのポイントをぜひ心に留めておいてください。
1,頭金を用意して借入額を少なくする
まず、住宅ローンを組む際には、頭金を用意することが重要です。
なぜなら、頭金を増やすことで借入れる金額が少なくなり、結果的に支払う利息の総額も減少するからです。さらに、金融機関から見ても、多くの頭金を用意できることは信頼の証となり、より良い条件でのローン契約が期待できます。
理想としては、物件価格と物件価格の他にかかる諸費用の合計金額の2割程度を頭金として準備することをお勧めします。
頭金を入れることで、将来的に住宅を手放す必要が生じた場合に、売却価格がローン残高を下回るリスクを低減できます。
2,低い金利で長く借りる(固定)
低い金利で長期間借りることができれば、返済総額を大幅に削減できます。特に、固定金利を選択することで、将来の金利上昇リスクを避けることができます。長期にわたって安定した返済計画を立てることが可能となり、経済的な安心感を得ることができます。
3,返済比率25%以内
返済比率25%以内でないとマイホームが買えない、というわけではありません。
毎月の支払額の合計(年間の総返済額)が、年収の25%以内であれば、生活費に余裕を持たせ、急な出費にも対応できると言われています。
少しの余裕もなければ、ちょっとしたことで破綻してしまうことになりかねません。
ただ、返済比率25%以内にこだわると、希望の住宅を買えないかもしれません。
そこは、借り入れできる範囲で、無理をして購入しない!ここをしっかりと守りましょう。
また、返済比率は、総支給額の25%なのか、手取り額の25%なのかによって、大きく変わってきます。
手取り額の35%が総支給額の30%を少し下回り、手取り額の30%が総支給額の25%を少し下回る感じなので、返済比率25%と言われたら手取り額の30%くらいと考えましょう。
4, 定年までに完済できる計画を立てる
住宅ローンは、できるだけ早く完済するのが理想です。特に、定年までには完済できる計画を目指しましょう。定年後の収入は減少するため、ローン返済の負担が大きくなりがちです。定年前に完済することで、退職後も安心して生活を送ることができます。
5, 繰上返済で返済期間を短縮し、金利負担を減らす
経済的な余裕ができたら、繰上返済の活用も検討しましょう。繰上返済により、支払う利息の総額を減らすことができ、長期的に見れば大きな節約となります。
繰上返済には、期間を変えずに毎月の支払額を減らす方法もあります。ただ、毎月の支払金額を変えずに期間を短縮した方が、支払う利息の総額を減らす効果が大きくなります。
6, ボーナス払いは避ける
毎月の給料での生活に余裕を持たせるため、ボーナス払いを併用しますが、ボーナスが減った時に返済が困難になるリスクがあります。ローン破綻する人の大きな原因になっています。
安定した月々の返済計画を立て、予期しない経済的変動に備えることが大切です。
これらの鉄則を理解し、計画的で無理のない住宅ローンを利用すれば、賢い住宅購入への道が開けます。
経済的に余裕を持ちながら、リスクもできる限り負わない、そんな理想的な住宅ローンばかりではありませんが、理想に近づけていくことが大切です。
購入を検討している住宅があるけど、「住宅ローンについて知りたい」といった疑問や不安があれば、お気軽にご相談ください。
昭和町・甲斐市周辺の不動産売買のご相談は、(株)ミライエステート山梨まで、お気軽にどうぞ。
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