2024-02-16
住宅ローン、金利の種類と選び方!
一生に一度と言われる大きな買い物「住宅」は、住宅ローンを組んで購入するのが一般的です。
その住宅ローンには、3つの金利タイプがあります。
自分がどのタイプを選択すればいいのか、迷う方も多いのではないでしょうか。
金利タイプの選び方は、それぞれの特徴をしっかり理解して、自分のライフプランや家計に合ったものを選ばなければなりません。
そこで、今回は重要なポイント3つを解説します。
1,金利のタイプを理解しよう
全期間固定金利型
全期間固定金利型は、その名の通り、住宅ローンを組んだ時点での金利が、返済期間が終わるまで変わらないタイプです。
このタイプの最大の魅力は、返済計画が立てやすいこと。金利が変わらないので、毎月の返済額も一定です。未来の金利上昇を心配せずに済むため、安心して長期のローンを組みたい方におすすめです。
ただし、固定金利型は変動金利型に比べて、初期の金利がやや高めに設定されることが多いです。しかし、その分、将来の金利上昇リスクを避けられるという安心感があります。
固定金利期間選択型
固定金利期間選択型は、契約時に定めた一定期間(例えば3年、5年、10年など)は固定金利が適用され、その期間が終了した後は変動金利に移行するタイプです。
初期の一定期間は返済額が変わらないため、計画的に返済を進められます。
期間終了後は金利が変動するため、その時の経済状況によっては返済額が増減する可能性があります。将来の金利変動に柔軟に対応できる方や、初期の返済負担を軽減したい方に向いています。
変動金利型
変動金利型は、金利が市場の金利動向に応じて定期的に見直されるタイプです。
経済情勢によっては、金利が下がり返済額が減ることもあれば、逆に金利が上がり返済額が増えることもあります。
変動金利型は一般的に、固定金利型よりも初期の金利が低めに設定される傾向があります。そのため、金利が低い今現在に住宅ローンを組む場合、返済額を抑えられる可能性があります。
しかし、将来的に金利が上昇するリスクもあるため、金利変動に対するリスクを理解した上で選ぶことが重要です。
この他、銀行によっては金利ミックスプランが用意されており、上記3タイプの金利を10万円単位で組み合わせることもできます。
2,返済プランをしっかり考えよう
金利タイプに応じた返済計画の重要性を理解しましょう。特に、変動金利型を選んだ場合、金利上昇による返済額の増加に備えるため、収入の変動や将来のライフイベントを考慮に入れた柔軟な返済計画が必要になります。
また、月々の返済額が家計にどれくらい影響するか、長い目で見て大丈夫かしっかり考えましょう。無理のない範囲で返済できるプランを選ぶことが大切です。
将来的に収入が増える見込みがあれば、繰り上げ返済のしやすさもチェックしておくと安心です。
3,特典やサービスを比較しよう
住宅ローンに付帯する各種サービスや特典を検討することが大切です。例えば、団体信用生命保険(団信)の無料加入、繰り上げ返済手数料の免除、ローン契約によるポイントサービスの提供など、ローンをより有利に、また安心して利用するためのサポートが用意されています。
住宅ローンは長期にわたる大きな負担となるため、自身のライフプランや金融状況を総合的に考慮し、最適な選択をすることが重要です。
「住宅」は、一生のうちで一番大きな買い物になることが多いので、住宅ローンはじっくりと検討し、納得のいく選択をしましょう。
不安な点は専門家に相談するのもおすすめです。
購入を検討している住宅があるけど、「住宅ローンってどうなんだろう?」といったご心配があれば、お気軽にご相談ください。
昭和町・甲斐市周辺の不動産売買のご相談は、(株)ミライエステート山梨まで、お気軽にどうぞ。
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