〝適用金利〟ってなに?

〝適用金利〟ってなに?

 




1,〝適用金利〟ってなに?

 

〝適用金利〟とは、「商品の定価」にあたる〝基準金利〟から割引された後の「実際の金額」のようなもので、最終的に融資される一番重要な金利です。

いかに優遇条件を満たし、優遇幅を獲得できるかが〝適用金利〟を低くする大切なポイントとなります。

優遇幅は、個人の属性により大きく変わりますが、金融機関ごとの競争でも変わってくるので、比較検討することが大切です。

住宅購入資金の借り入れなので、どうしても金額が大きくなり、期間も長くなります。

ほんの少しの差でも、トータルで見れば大きく変わってくるのです。

 

2,〝適用金利〟はどのように決まる?

 

〝適用金利〟=基準金利-優遇金利(引下げ幅) の式で表せます。

 

「商品の定価」にあたる〝基準金利〟は、〝商品の仕入れ値〟にあたる〝政策金利〟が変わらないので、そこでの差は大きくなりません。

でも、〝優遇金利〟は銀行の戦略が変われば変わり、金融機関ごとの差が生まれてきます。

〝適用金利〟をいかに低くするかは、いかに優遇条件を満たせるか、金融機関の戦略に気を付けましょう。

 

 

3,〝優遇金利〟が大切!

 

〝優遇金利(条件)〟は、顧客の属性や借入金額、返済期間などの条件によって異なってきます。

一般的には、優遇条件を満たすほど金利は低くなります


優遇条件には金融機関ごとに色々と用意されています。


以下は一例です。

①物件購入時の必要資金のうち、1割を自己資金で用意する(フラット35など)

②金融機関の提携クレジットカードやデビットカードを同時に申し込む(地銀など)

③インターネットバンキングや、銀行アプリを利用する(地銀など)

④勤務先と金融機関の提携がある(信用金庫など)

⑤住宅ローンの返済口座を給与振込口座に指定する(信用金庫・地銀など)


金融機関によっても異なりますが、いかに優遇条件を満たせるか、これが大変重要になってきます。

なぜなら、獲得した優遇条件である〝優遇金利〟は、借入期間中ずっと優遇されるからです。

つまり、2%の優遇を獲得すると、基準金利が2.475%なら0.475%になり、金利が上昇して3.475%になっても1.475%になるからです。

将来、変動金利が上がる心配をするなら、いかに優遇幅を獲得するかが非常に重要になってきます

 

4,まとめ

 

〝適用金利〟は、実際の住宅ローンの実行金利です

住宅ローンは、長期にわたって返済が続く金融商品です。ほんの少しの差に見えて、期間全体を通して見ると、大きな差になります


いかに優遇条件を満たし、より良い割引を獲得できるか、これがポイントになります

「住宅ローンについて」疑問や不安があれば、お気軽にご相談ください。

 

 

 

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