不動産売却でオトク！「3000万円特別控除」のわかりやすい解説

2024-06-16

不動産売却でオトク！「3000万円特別控除」のわかりやすい解説

マイホームを売却した際、最大3000万円まで税金が控除される制度をご存知ですか？

これは「3000万円特別控除」と呼ばれるもので、マイホーム売却に伴う譲渡所得税の負担を大幅に軽減できる、とてもオトクな制度です。

１、「3000万円特別控除」とは？

マイホームを売却した場合、譲渡所得と呼ばれる利益に対して所得税と住民税が課税されます。しかし、「3000万円特別控除」を適用すれば、譲渡所得から最大3000万円を控除することができ、その分の所得税と住民税が非課税になります。

２、適用条件

「3000万円特別控除」を適用するには、以下の条件を満たす必要があります。

・売却する年の前年及び前々年に3000万円特別控除またはマイホームの買換え等特例の適用を受けていないこと

・売却する年の前年及び前々年に居住用財産の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例の適用を受けていないこと

・売却する住宅が、自分が住んでいる家屋または家屋とともにその敷地等であること

・所有期間の長短は関係ありません

３、「3000万円特別控除」のメリット

「3000万円特別控除」を適用することで、以下のようなメリットがあります。

・譲渡所得税の大幅な節税が可能

・マイホーム買い替え時の資金繰りが楽になる

・老後の生活資金を確保しやすくなる

４、例えばこんなケースに適用できます

20年前に3000万円で購入したマイホームを、5000万円で売却した場合

譲渡所得：5000万円 - 取得費用（≒3000万円） ≒ 2000万円

3000万円特別控除適用後：2000万円 - 3000万円 = 0円

結果：譲渡所得税が0円になり、大幅な節税が可能

５、注意点

・過去の特例の適用状況によっては、適用できない場合がある

・特例をうけるためには、確定申告をして必要書類を提出する必要がある

６、まとめ

「3000万円特別控除」は、マイホーム売却に伴う税金負担を軽減できる、非常に有利な制度です。

適用条件を満たしている場合は、ぜひ活用して、譲渡所得税を大幅に節税しましょう。

ただし、上記はあくまで一般的な説明であり、個々の状況によって異なる場合があります。詳細は税務署等にご相談ください。

また、「3000万円特別控除」の適用条件は複雑な場合もあり、ご自身で判断するのは難しい場合があります。

確定申告の時期が近づいたら、税理士などの専門家に相談することをおすすめします。

「3000万円特別控除」について、疑問や不安点がございましたら、お気軽にご相談ください。

昭和町・甲斐市周辺の不動産売買のご相談は、（株）ミライエステート山梨まで、お気軽にどうぞ。

まずはご相談ください！

055-244-8636

関連記事